もしもウサギが脱走したら…

もしもウサギが脱走したら…走って追いかけるのはやめてください。ウサギが本気を出したら原付バイクくらいのスピードは余裕で出ます。追いつけません。むしろ、飼い主が必死の形相で追いかけてくるのが怖くてパニックになり、道路に飛び出すなどの危険性が高まります。もともと、野生下では捕食される側の生き物であるウサギ。追いかけられるのは恐怖以外の何物でもないんです。

ではどうしたら捕まるのか。とにかく呼んでください。慣れているウサギは飼い主の声のトーンが判ります。ですので、ひとしきり遊んだら飼い主の所に帰ってくる可能性が高いのです。「うちは呼んでも絶対に帰ってこないわ」そんなかわいそうな飼い主さんは少しづつ距離を詰めましょう。別に捕まえるつもりじゃないけど~。私もそっちに用があるんだもーん。そんな風を装って少しづつ寄っていくのです。危ない方向に行こうとしていたらそっちに回り込んで食い止めたりしながら徐々に間合いを詰めてください。絶対に急な動きをしたり大声を出したりしないでください。そうこうしているとウサギは疲れて動きが緩慢になります。そこでそっと手を伸ばして抱っこしてあげてください。エサを使って安心させて捕まえるのも手ですね。普通程度に人間に慣れたウサギならこれで十中八九大丈夫なはずです。とにかく大きな動きをしない、騒がない、ガッツリ追いかけない。さりげなく捕まえる。これが大事です。

野性的なウサギの子の場合はかなり難しいですね。本人が諦めるのを待つしかありません。ケージの中に好きなごはんやおやつを入れて気長に待つしかありません。その場合、やはり騒がしかったり警戒されるようなことをしてはいけません。息をひそめて危険なところに行かないように見張りながら、さりげなくケージに誘導するのです。カラスや猫、犬などの危険もありますので不信感を持たれないように速やかに保護できるようにしてください。