ウサギがウンチを食べた!え?普通の行動!?

ウサギを見ていてびっくりすることはいくつかあると思います。そのうちの一つはウサギは自分のうんちを食べる!と言うこと。初めて見た飼い主さんはびっくりして「ご飯足りなかった!?」とか、「私の世話が悪かったのかしら?」と悩んでしまいがちですが、これはウサギの習性としてごくごく普通のこと。そう、ウサギは食ふんの本能を持っているのです。

よーく観察しているとわかるのですが、ウサギは2種類のうんちをします。一つはよく見るころっころの丸いうんち。こっちは食べません。食べるのはちょっとゆるめのどろんこうんちです。このうんちには吸収しきれなかった栄養素が含まれていて、ウサギはその栄養素を吸収するためにうんちを食べるのです。

ウサギってワラとか牧草とか結構硬い草を食べますよね。実はウサギ、硬い草が主食のくせに、それを自力で分解する力がないんです。でも、いい草は他の動物に食べられちゃったし…木の実を食べるには木登りできないし…よーし!みんなが食べてないこのかたい草なら思う存分食べられるぞ!と言う感じで仕方なくかたい草を食べることにしたんでしょうね(多分)でも、自力では消化できなかった。そこでウサギがゲットしたものは、この草を分解してくれる細菌。でもここでもまた、問題が発生します。この細菌が住み着いたのは大腸なんです。生き物は食べ物を食べると、胃から小腸、そして大腸に流れるので、大腸で分解されてもそんなに吸収しきれません。ですので、排泄されたあと、もう一回食べて吸収しなおすのです。

ここまでして、その草を食べないといけなかったくらいにウサギは自然界では弱い生き物だったのです。